乳酸菌の種類

一口に「乳酸菌」と言っても、実はその種類は様々。
自然界には、乳酸菌と呼べるものが何種類ぐらいあるかご存じですか?
実は、まだ自然界に乳酸菌が何種類あるか、全て判明してはいないのです。
今後まだまだ新しい乳酸菌が増える可能性がとても高いのですが、
現状発見されているものだけでも乳酸菌と呼べるものは20属、235種類以上ある、とされています。
例えば・・・

1.1 ラクトバシラス属 (Lactobacillus)
1.2 ビフィドバクテリウム属 (Bifidobacterium)
1.3 エンテロコッカス属 (Enterococcus)
1.4 ラクトコッカス属 (Lactococcus)
1.5 ペディオコッカス属(Pediococcus)
1.6 リューコノストック属 (Leuconostoc)
などが大きな属性で、その中に何種類もの乳酸菌が存在しているのです。
当然それぞれの乳酸菌によって活動の仕方は様々。人間の体に与える影響も、乳酸菌によって大きく異なります。

こうした種々の乳酸菌は、大きく分けて2つに分類することができます。
それが「動物性乳酸菌」と「植物性乳酸菌」の2種類です。
動物性乳酸菌はヨーグルトなどの中に含まれている乳酸菌。
特徴としては、温かく栄養のある場所では活発に活動していますが、温度が低かったり、環境が酸性の状態にあると簡単に死滅してしまいます。
一方植物性乳酸菌は、お漬物などの発酵食品に含まれている乳酸菌。
特徴としては、酸性だったり塩分が多い環境であったり、温度が低い状態でも、死滅せずに生き残る強い耐性を持っている、ということ。

人間が口から乳酸菌を摂取する場合、動物性乳酸菌は、胃に入った段階で胃酸によってほとんどが死滅してしまいます。
ですから、ヨーグルトをたくさん食べても、実は乳酸菌による効果はほとんど期待できないのです。
それに対して植物性乳酸菌は胃に入っても胃酸によって死滅することなく、腸にまで到達します。
そのため、乳酸菌を腸に届かせるためには、動物性乳酸菌よりも植物性乳酸菌のほうが耐性にすぐれている、と言えます。

ただし、動物性乳酸菌にも様々な種類があり、有胞子性乳酸菌などは、乳酸菌を胞子の殻で守っているので、胃酸によっても死滅せずに腸にまで到達することがある程度可能になっています。
このように、乳酸菌と言っても種類は様々。もし乳酸菌を健康のために摂取しようとするのであれば、その乳酸菌はあなたの症状にあっている乳酸菌なのか、また、ちゃんと生きて腸にまで届く乳酸菌なのか、よくチェックしてみることが大切です。
ただ単にたくさん乳酸菌を配合してあっても、腸に届かないのであればなんにもならないのですから。

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